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英国ワインの伝統と歴史

英国ワイン・ぶどう畑イギリスのワイン、と聞いてピンとくる人はまだ多くありません。 しかし、イギリスにおけるワイン造りの歴史は、実はとても古く、1086年のドゥームズディ・ブック(イングランドを征服したウィリアム1世が行った世界で最古の土地調査をまとめた書物)に主に修道院が所有する38のぶどう園が記録されていることから11世紀にはすでにぶどうを栽培し、ワイン造りが行われていたということがわかっています。 残念ながら、その後の世界的な悪天候や、宗教改革の中で起きた修道院の解体によって彼らが所有していたぶどう園も同時に解体されるなどの歴史的背景のもと、ぶどう栽培とワイン造りは一時中断されてしまいます。しかし、16世紀、イギリス初の商業用ワイン生産によって復活を遂げ、途中、戦争による衰退を経ながらも、生産者の積極的な投資によって、19世紀初頭には400を越えるぶどう畑が存在することになりました。400年以上の時を経て、今、イギリスではワイン生産の復興がなされているのです。 そんな歴史あるイングリッシュ・ワインの生産地にはイングランド南部地域に集中しており、それ以前にはウェールズにごく小規模な生産者があるばかりです。現在、イギリス国内には約400のぶどう畑と約30のワイナリーがあります。しかし、輸出に対応できるほどの大規模のワイナリーはまだ少ししかありません。

ぶどう 冷涼で不安定に思われるイギリスの気候ですが、大西洋海流の影響をうけた島国の気候は他のヨーロッパ諸国よりも暖かく、多くのぶどう畑が集中するイングランド南部地域では南向きの斜面に太陽が照りつけ、海面によって温められた空気が良質のぶどうを育てます。ウェールズやイングランドでは「ミクロクリマ」と呼ばれる前線された地域でぶどう栽培が行われています。これらの地域の土壌は、主に白亜の石灰溶岩のうえに砂質層やシルト層が存在し、ぶどう栽培にとても適しています。

高品質なスパークリングワイン

近年、イングリッシュ・ワインで最も注目されているのはスパークリング・ワインです。地質学上は同地域とされるほど、シャンパーニュ地域を酷似した石灰質を砂質の土壌とわずか1度ほどしか変わらない平均気温がシャンパーニュに負けない高品質なスパークリング・ワインの生産を可能にしています。その歴史は古く、王立学会の公文書の記録に、ドン・ペリニョンがフランスでスパークリング・ワインを造る30年前にあたる1662年に、イギリス人がクリストファー・メレが瓶内二次発酵によるスパークリング・ワインを造り、ロンドンで楽しんでいた、と記されています。イギリスでは圧力に耐える強いガラス瓶が作られていたこと、また、ポルトガルとの交易でコルク栓が導入されていたことにより、フランスより早い時期にスパークリング・ワインを作ることができたとされています。実際に、世界的な品評会で『ナインティンバー』や『リッジビュー』といったイギリスの生産者が金賞を受賞し、絶賛されています。 歴史と伝統、そこに最新の技術が融合したイングリッシュ・ワインの新しい世界を、是非、お楽しみください。
ナイティンバー

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